恋愛相談に不倫はよくあること！共通する悩みとは？
恋愛相談の現場において、「不倫」に関する悩みは、決して珍しいものではありません。むしろ、誰にも言えない深い苦しみを抱える方は後を絶ちません。
「いけないことだと分かっている…」という罪悪感を抱えながらも、どうしようもない感情に苛まれている。そんな不倫の当事者たちが口にする悩みには、実はいくつかの共通点が見られます。
今回は、恋愛相談のプロが日々耳にする、不倫で悩む人々に共通する悩みについて解説します。もしかしたら、あなたやあなたの周りの人が抱える苦しみの正体が、ここにあるかもしれません。
■1. 「先の見えない関係」への不安
不倫関係における最大の悩み、それは「この関係に未来はない」という事実からくる絶望感です。
「いつかは別れてくれる」「いつか一緒になれる」という淡い期待を抱きながらも、具体的な進展は何もない。誕生日やクリスマスなどのイベントは、いつも一人か、罪悪感と共に過ごす。そんな先の見えない日々に、心はすり減っていきます。
また、常に「バレたらどうしよう」という恐怖と隣り合わせの日々。配偶者や家族、職場、友人を失うリスクを考えると、夜も眠れなくなるほどの不安に襲われます。
■2. 「嘘」で塗り固められた日常への精神的疲労
不倫関係を続けるためには、絶えず「嘘」をつき続けなければなりません。
パートナーの顔を見るたびに感じる罪悪感。「どこに行ってたの？」という何気ない一言に、心臓が凍りつくような思いをする。そんな日常は、精神的に大きな負担となります。そして、「これは本気じゃない」「いつか終わらせる」と、自分自身に嘘をつき続けることにも疲弊していきます。
この大きな秘密は、誰にも打ち明けることができません。友人との会話でさえ、嘘をつかなければならない場面が増え、徐々に周囲から孤立していきます。本当の自分を誰にも見せられない孤独感は、計り知れないものがあります。
■ひとりで抱え込まないで
不倫の悩みは、その構造上、どうしても「先の見えない不安」「嘘による疲弊」「他者との比較による葛藤」という共通の苦しみを伴います。
もしあなたが今、このような悩みを抱えているのなら、それは決してあなた一人が特別なのではありません。多くの人が同じように苦しんでいます。
不倫の恋愛相談は、その苦しみを一人で抱え込まないことです。友人や家族に話すのが難しい場合は、守秘義務のあるプロのカウンセラーに相談してみてください。あなたの心を否定せず、安全な場所で話を聞いてもらうだけでも、解決への大きな一歩となるはずです。