28
2月
別れさせ屋、というのはテレビでコマーシャルをやっていたり、新聞に公告がはさまっていたりするようなものではありません。そのような仕事が存在することすら知らない人もいます。その名称からどのような仕事なのかは想像がつくものの、実際にどのような活動を行うものなのかすら知らない人がほとんどではないでしょうか。法律に違反しているような怪しい仕事だと思っている人も多いと思いますが、法律にのっとった正規の仕事です。あまり明らかにされていない別れさせ屋によせられる質問や相談内容を紹介します。
別れさせ屋にそんな依頼をしたことが周囲にばれたら……別れさせ屋に相談をした、という事実は断じて周囲にばれたくないものです。あなたが男だとして、過去の彼女との破局が実は今の奥さまが別れさせ屋に依頼したことが原因だった、としたらどうしますか。それこそ離婚を決断してしまうこともあるのではないでしょうか。この仕事はばれた時点でおしまいです。
工作の成功はまず絶望的になりますし、顧客から失った信頼が戻ることは二度とありません。ばれることは絶対にご法度なのです。プロが仕事の範囲で依頼者や周囲の人間に工作がばれることはまずない、と考えていいと思います。しかし時々イレギュラーな事態が起こることがあります。工作員は舞台の上で演じている俳優だと思っていただけたらいと思います。破局に向けて物語を動かしていっている俳優なのです。しかし、その舞台の登場人物に一人素人が混じっています。依頼者本人です。舞台では数名の工作員が完璧な演技を演じていますが、その中で素人の俳優が失敗をしてしまう可能性があります。どのような失敗かというと、工作員とのやりとりのメールや着信履歴をターゲットに見られたり、会話の中でぽろっと漏らしてしまったり、契約書を出したままにしておいて見つかったり……などです。依頼者の不注意で全てが水泡に帰すことがあります。別れさせ屋によっては契約書などは事務所で預かっておく所もありますし、連絡をとるたびに履歴を消すように指示をしてくれる所もあります。プロはプロの仕事をするからこそプロです。一生に一度の決断を任せる際は信じて任せてみましょう。
21
2月
別れさせ屋への依頼はとにかくお金がかかります。プロが数週間にわたってターゲットに密着して仕事を行っていくので料金が高いのは当然といえば当然かもしれません。100万円から200万円の料金がかかることもザラです。さて、かかるお金を少しでも安くするにはどのようにしたらいいのでしょうか。事前調査に時間がかからないようにする別れさせ屋が依頼を受けた際に一番最初にすることは依頼者との面談です。依頼者とターゲットの関係から、ターゲットの職業、住所、性格、交友関係、活動範囲、趣味等々たくさんのことを聞きます。そしてその後で実際にターゲットの周辺調査をはじめていくのです。数日間から数週間にわたり、ターゲットの身辺調査を行い、より具体的な情報を集めていきます。この調査の段階で依頼者すら知らないような事実が判明する(判明してしまう)こともよくあることです。さて、そこで料金を安くする方法ですが、この事前調査の時間をできるだけ短くすることで、そこで発生する金額を安く抑えることができます。
そのためには事前の面談の際に、かなり詳細にわたり情報を別れさせ屋に渡しておくことです。もし自分でできるのであれば、一日の行動パターンであったり、一週間の過ごし方などを尾行などをして(もちろん法に触れない範囲で)行い、別れさせ屋に渡しておくのです。もちろん素人の仕事なので足りない部分もたくさんあるはずですが、少しでも別れさせ屋の仕事を減らすことができます。全国区の別れさせ屋に依頼する例えば遠方にターゲットが住んでいる場合、別れさせ屋は現地まで赴かなくてはなりません。そこにかかる交通費や出張費は当然依頼者が支払うことになります。ではどうすればいいのか。全国区の別れさせ屋に依頼するのです。そうすると、現地の直近の事務所から工作員を派遣することができるので、交通費や出張費を削減することができます。これらのような方法を利用し、少しでもそこにかかる料金を安くしましょう。高い料金を理由に人生に一度の決断をあきらめてしまうことはないのです。
14
2月
別れさせ屋への依頼は簡単な気持ちでできるものではありません。一回の依頼で100万円近い出費は覚悟をしなければなりませんし、それ以上の金額になってしまうこともざらです。だからこそ、依頼者は一生に一度の本気の気持ちで別れさせ屋のドアをたたくのです。別れさせ屋はそのような依頼者の気持ちに寄り添う義務がありますし、全身全霊をかけて依頼を達成する努力をする責任があります。さて、そのような中で依頼者の方にも不安に思う要素がたくさんあります。よくある質問をあげていきたいと思います。別れさせ屋がどこでどのような活動をしているのかがわからないと不安ですもちろんその通りだと思います。前述のように依頼者は決して安い金額を支払っているわけではないので、自分の人生の岐路ともなりえる仕事を頼んだ別れさせ屋がどこで何をしてるのかわからないようであれば、それはとても不安なものです。手元に回ってきた領収書だって別れさせ屋が喫茶店でさぼっていた時間のコーヒー代だったらとてもじゃないけど払う気にはなれません。
でもプロの別れさせ屋はそのような不安を依頼者に抱かせることはありません。活動の報告は密にあります。電話はメール、書面や写真を通して詳細な報告をすることで依頼者に安心感を与えます。報告がしっかりしているかどうかが、その別れさせ屋がやり手かどうかが判断できるポイントということができるでしょう。やはり高額だから簡単に支払いができないんだけど……別れさせ屋を簡単に雇えるような人はなかなかいません。着手金と成功報酬を合わせると100万円を超えてしまう買い物です。しかも工作に自分の配偶者がからんでいる、となるとばれないように使えるお金をある程度用意しておく必要がでてきます。そのような場合には分割払いもできるように最近はなってきました。着手金にかんしては先に支払いを済ませておく必要があるのがほとんどですが、それ以降の支払いに関しては分割払いでゆっくり支払いをしていくことができます。もちろん分割手数料はかかってしまいますが、お金を理由に大切なものを失うよりはいいですよね。
7
2月
カップルを破局させる方法には様々な方法があります。ターゲットに異性の工作員が接触し、卓越したコミュニケーション能力を用いて関係性を構築していき、浮気のような状態を作り上げ、ターゲットから逆に別れを告げさせるような方法。または浮気の証拠写真を撮り(もちろん肉体関係はもたない)、依頼者側から別れを告げる方法。ターゲットが工作員とデートなどをしている場面に依頼者がばったり出くわし、破局へと誘導していく方法などです。基本的に工作員は一人で接近していくことが多いですが、場合によってはカップルを演じて接触することがあります。カップルを演じて接触していく
・依頼者自身が恋人と別れたい場合依頼者自身が別れさせ屋に依頼をする場合もあります。どうしても自分から別れを告げることができずに、プロに依頼することもあるのです。そのような場合に、工作員演じるカップルと懇意になり、ダブルデートのようなものをするような関係になります。そんな中で会話の誘導だったり、同性同士の会話の中でターゲットの本心や愚痴を聞き出し、それを思わず依頼者に言ってしまった……ということにして、関係性にヒビを少しずつ入れていくのです。依頼者とターゲットの双方の代弁者のような体裁をとりながら、二人の距離を少しずつ離していくように動いていきます。
・依頼者が特定のカップルに破局を迎えてもらいたい場合このような場合は異性の工作員を近づけて関係性を構築していくことがセオリーですが、例えばターゲットが人見知りでなかなか関係性を構築するのに時間がかかってしまいそうな場合は、あえてカップルとして近づいていく方が話が早い場合もあります。たとえば、ターゲットのカップルが行きつけのカフェでばったりとなりのテーブルになり、なんとなくカップル同士で話をするようになった、などの方法です。この場合も上記のように、それぞれの愚痴や本音を聞き出してコミュニケーションを調整したり、一緒にいる内にターゲットの方に気持ちが移ってしまった……なんていうストーリーにしてダブル浮気のような状態を作り破局へ導く、という方法です。どのようなシチュエーションでも、性格でも、状況に合わせて作戦を練るのがプロの仕事なのです。