「今は予算がないから、見積もりと方法だけ教えてほしい」 別れさせ屋に質問をする人の中には、こういった質問をする人が結構いるようです。 これに対する業者の回答は、「あまり現実的ではありません」というもの。これがなぜ現実的ではないかと言うと、現在の状況に鑑みて見積もりを立てたとしても、まとまったお金ができる間に状況が変わってしまうことが多いからとのこと。別れさせたい対象との関係が、悪化することもあれば良くなることもあるようで、そればかりは業者の方にも予測ができません。
とはいえ、「見積もりが知りたい」という質問者の気持ちもわからないではありません。見積もりがわからなければ依頼もしづらいですし、「具体的にいくら必要なのか」という見当も立たないうちからお金を用意するというのも難しいものです。 具体的な金額は千差万別 業者の側としても、「具体的にいくら必要になる」と言った基準となる金額を提示することは難しいようです。これは信用上の問題もありますが、「依頼に応じて人間関係を改善する」という、この業者独特の難しさがあるようです。
例えば、これが引っ越しなどであれば、家に置いてある家具の数とか、段ボールでどのくらいになるのかと言った基準によって、見積もりを算定することができるでしょう。ですが上にも書いたように、人間関係は日進月歩。ましてや「別れさせたい」と言う複雑性をはらんだ人間関係の場合、どう転ぶのかはわかりません。それによって費用も激しく上下し、始めは50万円程度の見積もりだったものが、工作が発展していく過程で200万円にもなってしまうと言った場合も少なくないと言います。そのくらい、別れさせるために工作を行うというのはデリケートな問題なのです。
工作員としっかりと話し合ってみるのが重要 だからと言って、依頼を諦めるとか、ものすごい額の大金を用意するまで待つというわけにもいかないでしょう。ですから、まずは実際に依頼をしてみて、具体的な工作の進め方や支払い方法などを、業者の人と実際に話し合いながら決めていくというのが最も現実的なようです。別れたいと言っても「今すぐにでも別れたい」という人もいれば、「今から一年以内には離婚したい」と言った人もいるでしょう。この辺りの支払いは依頼者の希望によっても変わってきますから、じっくりと話し合う必要がある問題のようです。